子育てで大切なこと

子育ては、現在一番大変で、もっとも責任の重い仕事だと思っていませんか。
昔、子どもはほっといても勝手に育つといわれていました。
そして勝手に育って行った子どもたちは、既におじさん、おばさんになっています。

その頃私たちは、近所のお兄さんお姉さん、おじさんおばさんが皆知り合いでした。
家で何か嫌なことがあっても、近所の人がかまってくれました。
子どもたちは勝手に外でコミュニケーションしていました。
おじいさんおばあさんもいます。知恵も学びます。
子どもたちはケンカもします。
子どもは好奇心旺盛でよく動き回るので、時に大けがもします。
そうして子どもは外で計り知れないことを学び、いつのまにか成長していくのです。

こうして育てられてきた私たちは、ほっとかれてもそれなりに成長できたのです。
地域で子どもの面倒をみてくれたし、何といっても子ども同士のコミュニケーションがありました。
それでは、現在に戻って、これらのことをいろいろ当てはめて考えてみましょう。

女性ひとりが一生に産む子どもの数は、2004年度で1.29人、2005年度では1.25人とまた減り、過去最低となっています。
今あなたはマンション暮らしですか? それとも一戸建て? 隣近所の知り合いは何人いますか?

もしかして、隣に住んでいる人がどんな人なのか知らないかも…
近くに知り合いがいないとして、子どもは誰と遊ばせますか?
少し大きくなったら、保育園か幼稚園があります。
帰って来るのが早いので、その後子どもはどうしているでしょう?

主に、母親と接していることが多いはずです。
一日の半分は、母親がすべての責任を負わなくてはならないのです。
「もっとも責任の重い仕事」と言ったのは、こうしたことからも分かると思います。
現在の親たちは、まるで仕事のように子育てをしなくてはなりません。
昔は外に出ると、自分と同じくらいの子どもが必ずどこかで遊んでいました。
親が面倒みなくても、どこかで誰かがみてくれていたのです。

                   

現在あなたは、自信をもって子育てをしていますか?
親であるあなたが、自信をもって接すること、それが何よりも大切なことなんです。
そしてどうかこの四つのことだけは忘れずに、子育てを楽しんでください。

一つ目は、ぜひ子どもの目線と視点でみる努力をしてほしいのです。
自分が興味ないからといって、面倒くさがらずにしっかり添ってあげてくださいね。(これによって安心感を覚えます)

二つ目は、メリハリのある家族の規則を作ることです。
食事の時間、就寝の時間、対話する時間などをきっちり決めるなど。(協調性や忍耐力が養われます)

三つ目は、約束は絶対守るのだという姿勢をもつことです。
できない約束を、軽はずみにしないことがとても重要です。(信頼関係を学びます)

そして四つ目は、大事な大事なスキンシップです。(時々甘やかしたり抱きしめてあげることで、感情表現のできる、優しい思いやりのある人間に育つのです)

昔の子どもたちは、これらがなかなかできない親に育てられてきました。(もちろんできてる親もいます)
その代わり、兄弟姉妹、近所の人や親戚の人たちからコミュニケーションを学ぶことができました。
しかし、今の子どもたちにはそれがほとんどなくなってきています。
これからの時代はもっと孤立化が進んでいくと思われます。
大袈裟かもしれませんが、それらを補う人が今は親以外にはいないのです。
厳しい言いかたをすると、責任重大!?

近年、子どもの犯罪が多発しています。
もう一度原点に戻って、これらのことをじっくり考えてみることが大切なのだと思います。
私のお話した四つの事柄は、決してむずかしいことだとは思いません。
そのためには、あなたのストレスを軽くしておくことが、もちろん必要になってきます。
ぜひ子育てを楽しんでください。
楽しむことができれば、きっとそれらのことが決して苦ではなくなるはずです。

子育てについての本が、今現在たくさん出版していて、何を読んでいいのか分からないあなたのために、カウンセラーお薦めの本をぜひ私がご紹介します。それでもまだ不安なようでしたら、カウンセリングを一度受けてみる勇気をもってください。
ひとりで悩むより、カウンセラーと糸口をみつけましょう。
まだまだ遅くはありません。


親子、子育てについての本